不眠

不眠とは
不眠は、医療機関での検査では明確な原因がわからない場合でも、体調不良や疲れが感じられることが多い症状です。このような場合、主に自律神経の不調が影響していることが考えられます。
自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っており、これらがバランスよく働くことで私たちの健康が保たれます。

原因
現代の生活習慣において、自律神経のバランスが崩れることが不眠の原因となります。
ストレスや疲労、不規則な食生活が影響し、交感神経が過剰に働く一方で、副交感神経の機能が低下することがあります。特に、睡眠時間の不足やスマホの使用によって交感神経が緊張し、リラックスする時間が減少することが問題です。
また、姿勢の不良や体の硬さも自律神経に影響を与えます。
頭蓋骨、背骨、骨盤、末梢神経、内臓には自律神経があるため、硬くなることで自律神経の乱れを助長します。
そのため、自律神経やホルモン乱れに大きな影響を及ぼします。
当院での施術
当院では、自律神経に強く関与している、頭蓋骨、背骨、骨盤、末梢神経、内臓の硬さに対して注意深く評価しながら、不眠や自律神経の不調に対して、以下の施術を行います。
- 副交感神経の調整:首や骨盤の硬さを解消し、副交感神経の働きを正常化します。
- 交感神経の調整:胸郭周りの硬さを改善し、呼吸が楽にできるようにすることで、過剰な交感神経の働きを抑えます。
- 脳硬膜、脊髄硬膜の柔軟性改善: 不眠の方は頭蓋骨、背骨が硬くなっている傾向があるため、硬膜の柔軟性を確保し、リラックスできる体を目指していきます。
- ホルモン分泌の正常化:松果体(導眠作用のホルモン)を中心にホルモン分泌させる器官(内臓)の硬さを改善させることで、働きやすくなるようにします。
これにより、自律神経のバランスを整え、眠りやすい体作りをサポートします。
また、必要に応じて、睡眠環境の提案、健康食品を勧めさせていただきます。