コロナ後遺症
コロナ後遺症とは
当院では、コロナ罹患後に不調が治らず、画像所見でも異常がみられず悩まれている方が来院されます。
コロナ後遺症とは、新型コロナウイルスに感染した人に見られ、「少なくとも2カ月以上続き、ほかの疾患による説明ができない症状」とWHO（世界保健機構）は定義しています。
罹患後症状の多くは、時間経過とともに改善することが多いと報告されています。
一方、症状が残存する方も一定程度いるという結果等も得られています。
主な症状としては、疲労感・倦怠感や息苦しさになります。
その他、関節痛、筋肉痛、咳、喀痰、胸痛、脱毛、記憶障害、集中力低下、頭痛、抑うつ、嗅覚障害、味覚障害、動悸、下痢、腹痛、睡眠障害、筋力低下などがあります。
原因
後遺症の原因は、現段階では明らかになっていません。
しかし、当院で今まで施術してきた方のお体に共通した原因があります。
- 喉、食道、気管の癒着により、息苦しさ、咳や胸部痛、喉の詰まり感を誘発している
- 頭蓋骨、脊柱、仙骨の硬さ、歪みによる、頭痛、抑うつ、記憶・集中力低下
- 心臓、肺、胸郭の硬さによる動悸、疲労感・倦怠感や息苦しさ
- 脳神経、頭蓋骨の柔軟性低下に伴う、睡眠障害、嗅覚障害、味覚障害
当院での施術
当院では、コロナ後遺症に対して、以下の施術を行います。
- 咽頭部、胸郭の癒着を改善：喉周り、胸周りの臓器の癒着を改善させることで呼吸・循環器の機能を回復させて、疲労感・倦怠感や息苦しさを改善させる。
- 自律神経の正常化:：交感神経、副交感神経、末梢神経の柔軟性を促すことで自律神経を働きやすく内臓を働きやすくします。
- 脳神経、頭蓋骨の柔軟性を確保：頭蓋骨、胸郭、背骨、仙骨、尾骨の歪みを整え、脳神経に対して施術していきます。硬膜の硬さを改善させて、神経過敏を鎮静化させていきます。
これらの施術により、コロナ後遺症を軽減し、回復を促進します。