五十肩・四十肩

五十肩・四十肩とは
五十肩・四十肩という名称は通称であり、医学的には『肩関節周囲炎』や『肩石灰腱炎』と診断されることが多いです。主に腱板筋の筋力低下によって問題が発生しますが、その正確な原因は明らかではありません。
特に血流の低下が一因と考えられています。
経過と症状
五十肩・四十肩は、以下の3つの時期を経て回復していきます。
- 急性期(炎症期): 痛みが強く、夜も眠れないほどズキズキする時期
- 拘縮期: 痛みは鈍くなるものの、肩の動きが著しく制限される時期
- 回復期: 肩の動きが徐々に戻り、日常生活の動作が改善される時期
この回復プロセスには半年から1年ほどの時間がかかることが一般的です。

一般的な治療法
病院での一般的な治療には以下の方法があります。
- 消炎鎮痛剤の内服や注射
- 湿布による炎症緩和
しかし、拘縮期が長引く場合には、肩関節周囲の筋間癒着や靭帯の伸張性低下が起こり、改善までにさらに時間がかかることがあります。
当院での施術
当院では、五十肩・四十肩の根本的な原因を探り、長期的な改善を目指した施術を行っています。
肩関節の可動域を広げるために、手指の骨膜、神経、内臓、頭蓋骨と骨盤などを中心に施術をすることで、血流を促進し、回復を早めるサポートをします。
痛みを和らげるだけでなく、再発しにくい体づくりを目指した施術を提供しています。
なお、急激な痛みや肩の強い腫れ、発熱などの症状が見られる場合は、速やかに医療機関を受診されることをおすすめします。